当分野の研究テーマ概要

この分野の主な研究テーマ

  • ハイスループットスクリーニング(HTS)を用いた内分泌・代謝疾患に対する新規創薬
  • プロテオミクス的手法を用いた転写因子複合体の精製・同定と、それによる 内分泌・代謝疾患における遺伝子発現制御メカニズムの解明
  • 肥満高血圧症の原因と考えられる脂肪細胞由来の未知の液性因子の精製・同定ならびにそれを基盤とした新規診断バイオマーカーの開発

研究キーワード

ホルモン核内受容体, 炭水化物応答配列結合タンパク質(ChREBP), アルドステロン合成酵素(CYP11B2), クッシング病, 糖尿病, 糖尿病性腎症, 治療抵抗性高血圧

技術キーワード

エピゲノム解析, 遺伝子発現解析, ハイスループットスクリーニング(HTS), Cre-loxPシステム, CRISPR-Cas9システム, RNA-seq, プロテオミクス, 質量分析, RIME (Rapid immunoprecipitation mass spectrometry of endogenous protein)

最新ニュース

菅原教授が糖尿病性腎臓病治療薬開発に向けたクラウドファンディングを開始しました。

菅原教授からのメッセージです。

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当分野では、糖尿病性腎症(腎臓病)の新規治療薬の開発を行っております。

研究過程で得られた薬剤は、糖尿病性腎臓病モデルマウスにおいて、著明な尿タンパク減少効果、腎機能改善効果ならびに腎病理組織改善作用を示し、将来的な糖尿病性腎臓病治療薬として期待されます。

そこで、研究を加速させるためにクラウドファンディングを10月1日から開始させて頂いております(12月20日まで)。

研究の内容の詳細ならびにクラウドファンディングのご案内は https://readyfor.jp/projects/tohoku-ChREBP をご覧ください。

何卒、お力添えを宜しくお願い致します。

東北大学大学院医学系研究科

分子内分泌学分野

菅原 明 拝