当分野の研究テーマ概要

この分野の主な研究テーマ

  • ハイスループットスクリーニング(HTS)を用いた内分泌・代謝疾患に対する新規創薬
  • プロテオミクス的手法を用いた転写因子複合体の精製・同定と、それによる 内分泌・代謝疾患における遺伝子発現制御メカニズムの解明
  • 肥満高血圧症の原因と考えられる脂肪細胞由来の未知の液性因子の精製・同定ならびにそれを基盤とした新規診断バイオマーカーの開発

研究キーワード

ホルモン核内受容体, 炭水化物応答配列結合タンパク質(ChREBP), アルドステロン合成酵素(CYP11B2), クッシング病, 糖尿病, 糖尿病性腎症, 治療抵抗性高血圧

技術キーワード

エピゲノム解析, 遺伝子発現解析, ハイスループットスクリーニング(HTS), Cre-loxPシステム, CRISPR-Cas9システム, RNA-seq, プロテオミクス, 質量分析, RIME (Rapid immunoprecipitation mass spectrometry of endogenous protein)

最新ニュース

令和5年度検査技術科学専攻卒業研究発表会が行われました。

11月16日に東北大学医学部構内の星陵オーディトリウムにおきまして、医学部保健学科検査技術科学専攻の卒業研究発表会が開催されました。当分野所属の鈴木達朗君は「変異型カリウムチャネルKCNJ5を標的とした原発性アルドステロン症の新規創薬」という課題名で、大内俊寛君は「糖新生シグナルを標的とした新規糖尿病治療薬の開発」という課題名で、それぞれ口演発表されました。質疑も含めて大変素晴らしい内容で、この8か月間の努力の成果が十分にアピールできたと思います。大内君は大学院博士前期(修士)過程に進学されますので、研究のさらなる発展を期待します。鈴木君は新天地での今後の飛躍を祈念致します。写真はギャラリーに。